さくらレンタルサーバー内でのWordPressサイトの移行における注意点と失敗したこと

他社で制作したサイトをドメインそのままで新しいサーバーに移転したい、という要件で作業を行ったところ、想定外の連発で苦労したので備忘録として残します。

記事内で経緯を説明していますが、
他社サーバ→さくらサーバへの移転だと思いきや、実はさくらサーバ(A)→さくらサーバ(B)への移転作業で落とし穴にはまったよ(自分のせい)というお話です😇

今回利用したレンタルサーバー:さくらレンタルサーバー

クライアントや質問をいただいた際におすすめしているのが、エックスサーバーかさくらのレンタルサーバーです。

どちらも老舗レンタルサーバーなので信頼はばっちりですが、ランニングコストをできるだけ抑えたい場合・あまりレンタルサーバーの扱いに慣れていない場合はさくらのレンタルサーバーがおすすめ!(管理画面が初心者の方でも使いやすいと思います)

プランは一般的なWebサイトであればさくらのレンタルサーバ スタンダードで十分かと🤔

安心のサポート体制

メール・電話での無料サポートのほか、サポートWebサイトなども用意されているので、安心して使えます。(今回サポートにめちゃくちゃ助けられた…!)

ちなみに2023年5月現在は、電話サポートは休止されていて「コールバック予約」(希望の時間帯に予約をすると電話をもらえるらしい)の利用を案内されています。

お問い合わせ | さくらのサポート情報
https://help.sakura.ad.jp/contact/

ちなみにおすすめは「チャットサポート」で、オペレーターへの質問はタイミングによっては混み合っているものの自分の番があと何番目なのか分かったり、やりとりの内容をダウンロードできたりします✨

今回やりたかったこと

要件は下記の通りです。

  • ドメインはhogehoge.comを引き続き利用する
  • サーバーは新規で契約したさくらサーバー
  • 構築は開発用サーバー(他社)で行う

通常レンタルサーバーを使っている場合、構築から公開までの流れは次のようなものになるはず。(少なくともエックスサーバーの場合はこの流れでできた)

構築〜公開までの流れ

  1. 開発用の他社サーバーにWordPressサイトを構築する
  2. 移転先のさくらサーバーに構築した1のサイトを移転する
    →ドメインの追加、WordPressのインストール、引越し作業
    ★ここまでを公開日前までに行っておく
  3. DSNを切り替えてドメインの向き先を変更する
    →この後SSL設定も行う

が、ここで問題が発覚

前述の手順の②でドメインの追加を行おうとしたのだが何度やっても「DNSゾーンが既に登録されています」というエラーが発生し、追加ができない・・・

時間もあまりなかったのでサポートに確認したところ、移行元サーバもさくらレンタルサーバであったことが判明。(←ここかなりポイント)

今回、古いサーバは以前依頼した制作会社さんが契約されているとのことで情報が手元になく、whois検索でドメインを調べた時に「お名前ドットコム」のネームサーバーを参照していたため、すっかりお名前のサーバを使っているものと思っていたんですね・・・。

でも実際はお名前のネームサーバのままAレコードを指定してさくらレンタルサーバを参照させていたのです🤢

つまり今回本当にやりたかったことは、【さくらtoさくら】かつ【ドメインそのまま】での移行、だったんですね。。

女の子

ipでの検索まですべきだったな。。知識不足でした。。。

そしてその場合は、もともと想定していた手順からの変更が2点ほどありました。

変更① 移行先サーバへWordPressサイト引越しが事前にできない

WordPressをさくらサーバにインストールするためには、事前にドメインの追加が必要です。
ですが、今回のパターンだとまずは移行元のさくらサーバからドメインの削除作業を行う必要があるとのこと。

元々はサイト公開日までに手順②を完了させておき、公開日当日はDNSの切り替えのみ行う想定だったのですが、それができなくなりました。

ただサポートの方から、構築自体は初期ドメインい行い後から独自ドメインに変更するような方法もあるよとのことでご提案をいただき、今回はそちらで対応することに。
(※サポート対象外となるのとことで、やる場合は注意してください〜)

予備知識がないとハマってしまう!? WordPress公開URLの変更方法
https://knowledge.sakura.ad.jp/25847/

変更②最低2時間はサイトが表示されなくなる!!

移行先サーバでドメインの追加をする前にドメインの削除が必要と書きましたが、削除から追加までに2時間経過している必要があるらしい・・・!

そしてドメインの削除を行なうと(当然ですが)サイトが表示されなくなる。

つまりさくらtoさくらでドメインそのまま移行する場合は、サイトが表示されなくなる時間が最低でも2時間(+ドメイン追加してからの作業もあるのでそれ以上)かかるということでした😇

2時間+移行先サーバへドメイン設定後の浸透期間(数時間~48時間)を目安としてくださいますようお願いいたします。

お問い合わせ時にいただいた回答(抜粋)

早めに知っていたら調整できるのですが、今回は割と直前に気がついたので焦りました・・・

最終的にさくらレンタルサーバー内でのWordPressサイトの移行はこうなりました

事前準備

初期ドメインにWordPressをインストール、開発環境からサイトの引っ越しまでを完了させておきます。

公開当日の手順

元々の想定とだいぶ変わりました🥺
作業時間は①と②の間の2時間+1.5時間くらいかかりました〜〜〜

(②と④で手こずったため。スムーズにできればドメイン削除後の作業は1時間かからなかったと思います)

  1. 移行先サーバにてドメインの削除作業(この後2時間待つ)
    https://help.sakura.ad.jp/domain/2300/?article_anchor=js-nav-1
  2. ネームサーバのAレコード設定を変更(お名前ドットコム)
  3. 移転先サーバにてドメイン設定を追加
  4. WordPressと移転先サーバの設定を変更して、当該ドメインで表示されるようにする
    https://knowledge.sakura.ad.jp/25847/
    【全く別のドメイン名で運用したい(http://example.sakura.ne.jp/wp/ → http://example.com/ のような場合)】を参照

今回の反省点

ドメイン・サーバ周りは、やっぱり難しいな〜と思いました😇
(特に自分が構築していないサイトは、ね)

それにしてもサーバのサポートさんはみんな優しい。。。
前職でサポートデスク業務もあったので大変さはある程度わかるし本当にありがたいです。

ip検索でドメイン指定した場合とipを指定した場合の結果の違いを認識してなかった

今回の件を受けて、いつもなんとなく使っていて欲しい情報が得られたらそれでいいや〜って感じだったなと反省。

改めて確認すると、

  • ドメイン指定で検索 → ipアドレスや情報公開URL
  • ip指定で検索 → レンタルサーバやネームサーバの情報

かわかる感じですかね🤔

ちなみに確認で使ったのはこちらです👇

ドメイン/IPアドレス サーチ 【whois情報検索】
https://www.cman.jp/network/support/ip.html

※前に使ったのはドメイン指定でネームサーバ情報まで見れたので、サービスによって見れる内容が違うのかな?🤔

ネームサーバそのままAレコードの設定という考えがなかった

ネームサーバ周りは苦手な部分なので勉強不足だなと実感したのですが、ネームサーバ自体を変更する方法とネームサーバはそのままでAレコードなどを設定する方法があると教えていただきました。(さくらのサポートさんその節はありがとうございます🥺見てないと思うけど!!笑)

今回ドメインはお名前ドットコムでドメインを管理されていたのですが、確認したら確かに移転前サーバのipが設定されていたので、そちらを書き換えて対応しました。

ご申告のように「ns1.dns.ne.jp」「 ns2.dns.ne.jp」に変更して利用いただくことも可能でございますが、「hogehoge.com」は他社管理のドメインであることから、弊社ネームサーバでのゾーンの編集には対応しておりません。
そのため、今後任意のレコードの編集が必要となった際などに編集ができず不都合が生じますため、特段の理由がなければ、現状のネームサーバのまま、後者のレコードの編集にてご対応いただくことをご検討いただければと存じます。

お問い合わせ時にいただいた回答(抜粋):ドメイン伏せてます!

めっちゃ勉強になりました・・・!

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